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令和7年10月

第15回 福島心不全研究会
10月02日(木)19:00~20:00 ウェディングエルティ+Web
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申込先:事前申込み
お昼の肺炎球菌ワクチンセミナー
10月08日(水)12:15~13:15 Web
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申込先:事前申込み
第160回県北漢方医学研究会
10月09日(木)19:00~20:30 コラッセふくしま+Web
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申込先:事前申込み
第28回 福島県超音波内視鏡研究会
10月18日(土)15:00~18:00 ラコパふくしま
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事前申込み不要
県北循環器疾患研究会
10月30日(木)19:00~20:45 ラコパふくしま+Web
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申込先:メール

令和7年11月

Fukushima Vaccine Seminar
11月04日(火)18:30~19:45 Web
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申込先:事前申込み
福島市外科整形外科医会
11月05日(水)19:00~20:10 ウエディングエルティ
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申込先:事前申込み
呼吸器疾患研究会
11月06日(木)18:30~20:00 福島県医師会館
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申込先:現地参加 FAX(PDF参照)
申込先:Web参加 事前申込み
心アミロイドーシス診療セミナーin福島
11月20日(木)18:30~20:10 アマンダンアイル+Web
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申込先:事前申込み
第130回県北糖尿病談話会
11月20日(木)19:00~20:30 福島県医師会館+Web
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申込先:事前申込み

福島市臨床研修“NOW”プロジェクト 第20回ケーススタディ・講演会 開催!

令和7年9月13日(土)午後2時より大原綜合病院講堂において、福島市臨床研修“NOW”プロジェクト第20回ケーススタディ・講演会が開催され、“NOW”プロジェクト4病院の研修医32名、各臨床研修病院の指導医・事務担当者が参加しました。

2022年2月11日開催の“NOW”プロジェクト第3回WEBセミナーにおいて、当時の“NOW”3病院の臨床研修内容発表会が行われ各病院の特徴ある研修内容をお互いに共有できました。その際、福島赤十字病院から平成23年から行っている研修医OSCEの報告があり、他病院も2022年度以降研修医OSCEを実施している経緯があります。研修医OSCEを実施している施設は全国的にも多くなく、今では“NOW”プロジェクトの特徴のひとつになっています。今回4年度ぶりに済生会を含め4病院の研修内容発表会を行い、お互いの研修内容の特徴を共有しました(図1)。

東日本大震災・原発事故翌年平成24年4月に福島市臨床研修病院に入職したのは大原綜合病院の一人だけであったことが、福島市臨床研修“NOW”プロジェクト発足の契機になりました。今回の講演は、その一人だけの研修医であった九嶋祥友先生・現くしま内科医院(栃木県真岡市)

副院長に専門の分野である呼吸器科領域における内容を「研修医がおさえておくべき呼吸器診療の実際」と題して講演いただきました。九嶋先生から研修医の皆さんへのエール!「初期研修の2年間は長いようでとても短い。貴重な2年間をどう過ごす?後悔しない2年間を!まずは生き残る!辛い経験は必ず糧になる」

昨年度第18回ケーススタディ・講演会においでいただいた群星沖縄臨床研修センター長 徳田安春先生に今回もケーススタディを担当いただきました(図2)。5症例を呈示いただき研修医の6グループが鑑別診断に迫っていきます。80分はあっという間に楽しく過ぎ、充実の第20回ケーススタディ・講演会は余韻を残し終了しました。

福島市臨床研修“NOW”プロジェクトは、今後も20年、30年後の福島を担う医師を育成していきます。

図1. 福島赤十字病院 大原綜合病院
医療生協わたり病院 済生会福島総合病院


図2

掲載日:令和7年10月2日

福島市医師会事務局移動について(お願い)

この度、福島市保健福祉センター空調工事実施に伴い、
福島市医師会事務局は令和7年10月11日より、当センター4階へ移動する事となりました。

この移動に伴い、下記期間において移転作業を行うため、電話、FAXおよびインターネット回線が
不通となります事を、お知らせ致します。

先生方へはご不便とご迷惑をお掛けする事となりますが、
何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

【移転作業に伴う不通期間】
令和7年10月10日(金)15時30分頃 ~ 令和7年10月13日(月・祝日)終日

※上記期間は各種研修会および委員会等の受付は出来かねるため、
この期間を除き、送信頂きますようお願い致します。

【移転先】
福島市保健福祉センター 3階 → 福島市保健福祉センター 4階

よろしくお願い申し上げます。

掲載日:令和7年10月1日

第1回産業医学研修会(実地)開催のお知らせ

標記の件について、下記のとおりご案内申し上げます。
参加を希望される方は、参加申込書にご記入のうえFAXにてお申し込みください。

日時 2025年10月16日(木) 14:00~16:00
会場 福島トヨタ 本社(福島市大平寺沖高25番地)
定員 30名(定員に達し次第、締め切り)
内容 職場の安全対策(職場巡視、ストレスチェックの対応について)
取得単位 日本医師会産業医制度
実地 2単位 (基礎研修・生涯研修)
その他 福島市医師会及び福島県医師会会員:参加費無料
上記以外:参加費2,000円
応募締切 2025年10月2日(木)

開催のお知らせ

掲載日:令和7年9月18日

令和07年度 お盆期間中における医療機関の診療状況

お盆期間中における医療機関の診療状況をお知らせいたします。
尚、都合により変更になる場合がありますので、受診される場合は事前に各医療機関にお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。

【全 体】
医療機関一覧表別紙参照医療機関

【科 別】
内 科 ・ 外 科 ・ 小児科

<参考>
・一般社団法人福島薬剤師会
令和7年度保険調剤薬局の夏期休暇表

掲載日:令和7年7月29日

福島市臨床研修“NOW”プロジェクト 第19回ケーススタディ・講演会 開催!

令和7年5月10日(土)午後2時から大原綜合病院5階講堂において、福島市臨床研修

“NOW”プロジェクト 第19回ケーススタディおよび講演会が開催され、NOW4病院の研修医35名(日赤14名, 大原13名, わたり4名, 済生会4名)および指導医・事務担当者が参加しました。

福島市臨床研修“NOW”プロジェクト代表 石橋敏幸先生が東日本大震災・原発事故翌年の2012年福島市臨床研修3病院の研修医はわずか1名であったことから“福島市の医療の復興は今(NOW)こそ若手人材発掘と育成が基本”との指針で、30年後の福島の医療を担う人材を育成する福島市臨床研修“NOW”プロジェクト設立の経緯に触れました。その後、臨床研修病院関係者は勿論のこと福島市医師会及び福島市、そして全国の心ある先生方のご支援によりV字型の回復を遂げ今年の福島市臨床研修4病院にはなんと21名の研修医が集いました。今回、済生会福島総合病院臨床研修プログラム責任者赤塚英信先生の司会によりケーススタディ・講演会が進められました。

講演会はお二人の先生、福島赤十字病院脳神経内科部長守谷新先生と大原綜合病院循環器センター長・循環器内科主任部長國井浩行先生、守谷先生からは「神経内科救急疾患の診断と初期対応」、國井先生からは「救急外来における循環器疾患への対応」と題しお話をいただき、救急外来における脳神経疾患と循環器疾患への対応の基本を学ぶことができました。

ケーススタディでは、大阪医科薬科大学総合診療医学教室教授 鈴木富雄先生を講師にお招きし、「復刻版ドクターG鈴木富雄先生に挑戦 ! みんなで症例検討」とのタイトルで楽しく真剣に学びました。30歳代男性:発熱、頭痛、めまいが主訴の症例。研修医が6グループに分かれ、グループディスカッション毎に鑑別診断をクリップに書きその根拠を研修医が説明することを4回繰り返した。鈴木富雄先生には2013年の第1回から毎年ご担当いただいていますが、“福島の研修医は確実にレベルアップしています!”との評価を頂き、私も含め各病院の臨床研修プログラム責任者も驚くほど研修医の実力は向上しています。最終的には全6グループが正解のベージェット病に辿り着きました。大切なのは診断に至るまでのプロセスと考え方ですが、研修医は見事な展開をしていました。4病院が一緒に対面で語り学び合うことが臨床研修の真骨頂であることをまざまざと見せつけられたケーススタディでした。

福島市臨床研修“NOW”プロジェクトは、今後とも福島の将来を担う医師を育成して参ります!

質問と回答

Q 大変勉強になりましたが、結局悩む時はCTになりそうです…

A 小さな所見を悩んで「E1」と判定することは珍しくありません。受診者から質問があった際には、説明していただけると助かります。

 

Q 検診で要精検となって紹介し、間隔をあけて何回かCTを撮った上で、陳旧性病変ということで通常検診に戻された場合、「C」判定として良いのでしょうか?

A その年の胸部写真の所見で判定をお願いします。画像上変化があれば「D」または「E」判定としていただければと思います。過去にCTで陳旧性と確認されていても、病変の再燃や近傍の別病変の出現の可能性があります。

 

Q 検診では正面像のみですが、側面像もあればいいのではないですか?

A 肺がん学会の肺がん検診の手引では「背腹一方向撮影を原則とする」とされています。そのため、肺尖部や心臓背側などが読影できるような撮影条件と十分な吸気位での撮影が必要です。福島市検診でも毎回撮影条件をチェックして、先生方にフィードバックするようにしています。

側面像を追加した検診でも発見率に差がなかった報告や側面写真での偽陽性所見が増えるなどの報告があるようです。

 

Q 心臓の後ろに入ってしまう陰影の見落としはないのですか?

A 胸部写真の死角と呼んでいますが、大きな構造と重なって投影される部分が要注意領域です。注意して読影したいと思います。

 

Q 肺検診においてAIの導入はどのくらい進んでいるのでしょうか?

A AI技術の進歩により、検診胸部写真に使えそうなAIも登場しています。人の目と違った基準で拾い上げますので、読影医のダブルチェック+AIという方法で拾い上げを増やす方法が試行されています。

 

令和7年度 肺がん検診精度管理研修会(第60回 画像診断の会)オンデマンド配信視聴案内

標記研修会のオンデマンド配信を開始しました。
事前に受講登録いただいた方へ、メールにて視聴用URLをお知らせしております

配信期間:5月26日(月)~69日(月)

お問合せは検診担当までお願いいたします。

福島市医師会

〒960-8002
福島市森合町10番1号
福島市保健福祉センター3階
TEL:024-534-2290
FAX:024-534-2291
担当:広報・情報委員会

更新日

Created:1999.03.01
Renewal:2003.07.15
Renewal:2014.10.14

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